1995-12-11 第134回国会 参議院 決算委員会 第3号
ホテルも万博用に二十軒建てましたが、約半数が既に倒産。万博用につくったモノレールはとまったままでございます。つまり、国を挙げての大事業で、万博跡地を学研都市として活用すべく一種の大きなかけに出たんですが、物の見事に外れたわけでございます。 理由は何でしょうか。時代が変わったのです。当初の計画したときより実施されたのが十何年後だったために時代が変わったんです。
ホテルも万博用に二十軒建てましたが、約半数が既に倒産。万博用につくったモノレールはとまったままでございます。つまり、国を挙げての大事業で、万博跡地を学研都市として活用すべく一種の大きなかけに出たんですが、物の見事に外れたわけでございます。 理由は何でしょうか。時代が変わったのです。当初の計画したときより実施されたのが十何年後だったために時代が変わったんです。
その伸びの中で、これは無理して買ったとかそれは別としまして、どういうものを買ったのか、特にちょっとお伺いしておきたいのですけれども、その中で科学万博用に輸入した通信機器、そういうものも全部引っくるめてどのくらいあったのですか。
それから施設についても、万博用の施設を将来地元の発展のために残して活用してもらいたいというような意見もあるようでありますが、それらを含めてお答えをいただきたいと思います。
そのときに一番われわれがかかった仕事は何か、伊丹空港を万博用のためにつくり直さなければだめだ、こういうことでした。そしてこれを将来国際空港として神戸も大阪もちょうど一番理想的な国際空港をつくるのだという意欲に燃えておったのです。ところが、やはり公害の被害というものが現実の問題になってきた。そうするとこれは拡張できない。
ところが、高速道路と地下鉄が万博用につくられて、万博開幕直前に完成したわけなんです。このときに大阪府は、三月十六日と二十四日の二回、騒音測定をしておりながら、そのあとの入居説明会では騒音について一言も言っていないのです。それから防音工事もしないまま入居させてしまったわけです。そのために今日入居者は騒音と排気ガスに閉口しておるわけです。騒音の状態は、こういうことになっております。
あるいはまたせんだって先生おっしゃいました万博用のいまの枚方−築港線、これの高架も緊急に追加をいたしまして、これの工事を進行させるというようなことで、現在までに合計約二十数億の金を城東貨物線としては使っておるような状況でございます。
○町田政府委員 外国の例では、ごくわずかでございますけれども、イタリアのトリノ・モノレールというのがございまして、これは一九六一年につくられておりまして万博用につくりましたが、現在は休止中でございます。最も古いのがドイツのウッペルタール・モノレールでございまして、これは一九〇一年にできまして、現在の輸送状況は年間で百八十四万六千人、一日平均五千人利用しておる、こういうふうに聞いております。
それで外環状線というのを万博用として京都市そのものも考えております。だからして、いまいろいろ京都のほうで調査をしてみると、結局これは公安委員会でもうシャットアウトするのだ、そうしてどこかのいなかの入り口のところへ自動車の駐車場をこしらえて、そこからバスで運転して、そうして京都見物にくる人には見てもらいましょうと言っている。そんなことにしかならないのだという話を聞きました。
万博用の増築であると同時に、また、十年後の外国貨物の取り扱いというようなこともおそらく計算をされておるのだろうと私は思いますけれども、現在の二・一倍になることになりますので、港湾の整備事業の一環でもあるとは思いますが、超大型の航空機が非常に発達もしておるときでありますからして、将来十年先の海運の見通しは一体それでいいのかどうなのか、私はこれもまた相当見解もあるものだ、あるいはまた検討を要するものだ、